大阪は賑やかな都会のイメージを抱く人も多いかもしれませんが、実は自然溢れる場所も点在しています。ここでは大阪で人気の自然スポットを紹介したいと思います。キャンプやハイキング、味覚狩りなどができる場所もありますよ！大阪でアウトドアも楽しめるような場所への旅行を考えている人は、是非参考にしてみてください。
大阪の泉佐野市に、犬鳴山という修行が行われる山があります。都会から少し行くだけで山深い自然が広がり、修行体験に行く人も増えています。犬鳴山はハイキングもできて、夏場でも涼しい避暑地とも言えるでしょう。ひんやりと冷気漂う中、川沿いにハイクができます。
滝が多い山で、滝のパワーやマイナスイオンも感じられる場所です。この犬鳴山は温泉街としても知られており、山の麓にはいくつかの温泉が点在しています。ハイカーさんも登山後に利用していますし、温泉と食事を楽しみに遠方から訪れる観光客も見られますよ。
露天風呂から眺める大自然は美しく、都会の喧騒をしばし忘れることができます。宿泊して、のんびり犬鳴山を散策してみてはどうでしょうか。ちなみに犬鳴山では、犬鳴ポークという肉も有名です。犬鳴ポークを使ったバーベキューや鍋なども食べられるので、せっかく行くなら是非吟味してみましょう。イヌナキンという可愛いマスコットキャラクターも人気者です。イヌナキンはキン肉マンの作者のゆでたまごさんが生み出したご当地キャラですよ！
大阪万博の際に出来上がった万博記念公園は、大阪の北摂エリアに位置します。高くそびえる太陽の塔がシンボルとなっていますが、非常に広い公園が広がり都会にありながらも自然を満喫することができます。公園の中には、四季を感じることができるたくさんの草花が綺麗に植えられており、写真を撮る人やデッサンをする人で溢れます。
盆栽やバラ園などのイベントも開催され、今や日本人だけでなく海外からの観光客も多いです。初夏にはホタルの夕べという企画が行われて、なかなか都会では見ることができないホタル観賞ができます。万博記念公園では、芝生が広がる所もあり子供たちが遊ぶ場所としても最適です。
芝生にテントを張ってお弁当を食べるファミリーも多く見られます。芝生の広場では、ロハスフェスタという大規模な雑貨や手作り品のイベントも大人気です。そのほか広い園内では、フリーマーケットも開催されており、自然を満喫しながら個々の楽しみ方ができるおすすめスポットです。
北摂エリアには綺麗なホテルも点在するので、宿泊して大阪モノレールで万博記念公園に遊びに行くのも良いですね。
大阪府箕面市には箕面の滝があり、特に紅葉のシーズンになると多くの観光客が訪れます。猿がいることや紅葉の天ぷらが食べられることでも有名なスポットです。車で滝の近くの駐車場までも行けますが、アウトドアが好きな人は箕面駅から登山して滝まで上がるのもおすすめです。
のんびりとハイクして、滝で一息入れましょう。真っ赤な紅葉と迫力ある滝を眺めることができる場所には、いくつか鑑賞用のベンチも用意されています。紅葉の天ぷらを食べながら、美しい景色を目に焼き付けましょう。箕面の滝の近くには箕面温泉もあり、宿泊するのにも便利です。
紅葉時期が最も人気ですが、ほかのシーズンも四季それぞれの自然を楽しむことができます。猿も見た目には可愛いですが、時に凶暴になるのでエサをやったりあまり近づいたりするのは控えましょう。
大阪府茨木市の山間に、まだま村と呼ばれる不思議なカフェがあり人気を呼んでいます。茨木市から山のほうへと入って行くと、縄文時代にタイムスリップしたような建物に出会えます。今では見ることもなくなった竪穴式住居の建物は、ランチやスイーツが美味しいカフェなのです。
大自然の中に佇む不思議なまだま村は、店内も薄明かりの中落ち着いた雰囲気です。まだま村のランチは大人気ですぐに完売してしまうので、食べたいなら予約をしておきましょう。
茨木市のまだま村から高槻方面へと車を走らせると、高槻の摂津峡というスポットに行くことができます。
摂津峡は美しい滝があり、美人の湯として知名度の高い温泉もあります。まだま村と摂津峡温泉はセットで巡るのがおすすめです。旅行に行くなら高槻付近に泊まり、摂津峡温泉とまだま村の自然を楽しむコースが良いのではないでしょうか。
大阪府の池田市に位置する五月山も、1日思い切り自然を感じることができるスポットです。五月山はハイキングコースにもなっており、車で登れば美しい大阪平野の夜景も眺めることができます。
ハイキングコースは初心者でも登れるレベルなので、気軽にファミリーで楽しめるでしょう。さらに登山道の手前には五月山動物園があり、可愛い動物たちと触れ合うことができるのです。この動物園は無料の上に、珍しいウォンバッドも飼育されていますよ。
昼間は動物園とハイキングコースを巡り、夜には五月山ドライブウェイを上って夜景を眺めるのがおすすめです。大阪府池田市は山側は自然が溢れていますが、南側は都会で宿泊できるホテルもあります。昔懐かしい商店街や飲食店など商業施設も多いので、旅行するのにも便利です。
都会と自然のどちらも楽しめるエリアと言えるでしょう。
大阪でキャンプが手軽にできる場所として、舞洲オートキャンプ場がおすすめです。大阪のベイエリアに位置する舞洲は、大阪市内から車で約20分という便利な立地にあります。
キャンプ用品もレンタルできて、広いキャンプ場でのんびりとアウトドアを満喫できます。バーベキューをみんなでエンジョイしても盛り上がりそうですね。舞洲オートキャンプ場は、舞洲スポーツアイランドの中にあり、キャンプのほかにもテニスやパラグライダーといったレジャースポーツが可能です。
舞洲スポーツアイランドに行ったなら、是非とも新夕陽丘の展望台に立ち寄ってみましょう。ここからは大阪湾に沈むサンセットがとにかく美しいのです。夕暮れ時に合わせて行くのがベストですが、日中でもぶらり散策しながら大阪の海を眺めてみては？新夕陽丘は非常にロマンチックなので、恋人同士でデートに訪れるのにも最適ですよ。
参考情報『日帰りバスツアー 名古屋発：オリオンツアー』https://orion-bustabi.com/tokai